2012年7月4日水曜日

6月9日 日本語教室 ジョセフからのメッセージ♪

今日は授業のなかで、支援者のみなさんにお礼のメッセージを書きました。

もともとの真面目な性格からか、時間をかけて言葉を探して書いていました。
それが、このメッセージです。

「日本から応援してくださる皆さんには、いつも言葉にならないくらい感謝をしています。私は、いまコンピューターショップで仕事をしながら、土曜日にマリガヤハウスで日本語の授業を受けています。仕事で疲れてしまったり、裁判の行方が気にかかったりして、日本語の勉強に集中できないこともあります。日本語の勉強は、私にとって簡単なものではなく、今の日本語の力では、今年12月の試験に合格できるかはまだわかりません。ですが、寄付をしてくださった皆さんのことを考えたり、マリガヤハウスで新しく日本から寄付を送ってくださる方や、励ましてくれる方がいることを聞くと、やる気がわいてきます。一生懸命勉強して、試験のために全力をつくします」

日本語の勉強に関しては、少し弱気なことを書いていたので、あれ~?と聞いてみると、裁判に対する不安な気持ちを話していました。今の裁判の経過だと、父親の家族は、自分のことを認めてくれていないようだ。自分には日本人の父親の子だと証拠を示せるものがない…と。

ジョセフ君が望んでいるのは、ただ、亡くなった父親の子どもとして認められること。普通であれば、父親から子どもとして認められるなんて、日本でもフィリピンでも当たり前のことです。ほかの子と同じスタートラインに立つために、苦労しなければならない彼の状況を思うと、かける言葉もないというのが率直な気持ちです。

でも、この裁判を通して、彼がたくさんの日本人から支えられていることも事実。裁判は、弁護士さんにお任せになりますが、自分で書いたメッセージの通り、今できる日本語の勉強に全力で取り組んでほしいと思います。

メッセージを書き終えたあと、まず「がんばって」という単語を教え、日本では頻繁に使われる言葉だと伝えました。ついでに「わすれないで」「おくれないで」という、授業でよく使いそうな言葉も教えました。

次に動詞のテストをしました。テストの前に「ちゃんと覚えてきた?」と聞くと、ジョセフ君は「ちょっと」と日本語で返事をしました。「なんでちょっとなのよ!」と怒りましたが、やってみると、一問を除いてあとはすべて正解でした。

続いて、前回覚えた会話の復習をしました。
質問に対して、やはり小さな声で自信なさげに答えるので、ひとつひとつのやりとりに時間はかかりますが、文の組み立てについては理解できているようです。

もっと自信を持てば、日本語力がグンと伸びるはず。うまくフォローをしていきたいと思います。

宿題 一から十までの漢字、月から日までの漢字の書き取りを宿題に出しました。

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